エアデック mini

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会社概要

エアデック mini 株式会社
代表取締役 山本 晴
事業内容 犬・猫の病理検査、抗がん剤感受性検査
所在地 〒184-0012
東京都小金井市梶野町1-2-36
検体送付先 〒183-0054
東京都府中市幸町1丁目25-15 102号
電話番号 042-707-7674
FAX番号 042-707-7642
E-mail mini@airdec.jp

ご挨拶

はじめまして、獣医師の山本晴と申します。
弊社では従来の病理診断に加えて、3次元培養を活用した抗がん剤感受性検査を行うことで治療に直結する情報を獣医師の皆様にお届けいたします。
現在がんは犬や猫の死因第1位と考えられています。がんで苦しむ動物たちを少しでも多く救うために、治療につなげるためにこのような形で会社を立ち上げました。

この創業をするにあたりクラウドファンディングを行い、多くの方からご支援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 (https://readyfor.jp/projects/dog-cat-cancer
またご支援いただきました方のお名前についてはこちらに掲載させていただきます。

私たちは「犬や猫の、そしてご家族の笑顔を取り戻す」ことを胸に検査の精度を高めながら、革新的な検査法の開発に邁進してまいります。
皆様の暖かいご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

スタッフ紹介

山本 晴

代表取締役
山本 晴(やまもと はる)

獣医師 東京農工大学農学部共同獣医学科卒業
東京農工大学 薬理学研究室 大学院博士課程在学中

2018年に大学を卒業後、犬猫の1次診療病院に勤務しています。
その後、東京農工大学の大学院博士課程に進み、現在研究と臨床の両方に携わっています。(研究テーマ:猫乳腺腫瘍オルガノイド培養法の確立、アフェレーシスを用いた血中循環腫瘍細胞オルガノイド培養法の確立、NASHオルガノイドを用いた新規スクリーニング試験の開発 など)

臨床の現場で得た知見を活かしながら、検査業務と研究開発に携わっていきます。

町田 登

細胞診・病理組織診断医
町田 登(まちだ のぼる)

獣医師、獣医学博士
東京農工大学 名誉教授(獣医臨床腫瘍学研究室・前教授)

昭和33年12月23日に長野県に生まれ、昭和57年3月東京農工大学農学部獣医学科卒業、昭和59年3月同大学院修士課程修了、 昭和63年3月北海道大学大学院博士課程を修了し、鳥取大学農学部助手を経て、平成3年6月に赴任して令和6年3月に定年退職するまで32年間、 東京農工大学にて獣医学病理学と獣医臨床腫瘍学の教育ならびに研究に携わってきました。 なおこの間、平成5~6年および平成7年~8年に文部省在外研究員として米国アラバマ大学バーミングハム校(医学部)にて c-mycマウス心肥大機序の研究に従事いたしました。
東京農工大学での32年間は、とくに犬や猫の伴侶動物に好発する洞不全症候群や完全房室ブロックなどの重症不整脈、 肥大型心筋症や拘束型心筋症に代表される重篤な心筋疾患、血管肉腫や大動脈小体腫瘍などの原発性心臓腫瘍に関して、 病理形態学的ならびに電気生理学的な側面から病態解明に当たってきました。併せて、伴侶動物の外科病理検体にかかる組織診断ならびに細胞診断も実施し、 これまでに70,000例を超える検体を扱ってきました。
エアデック miniにおきましては、こうした経験を踏まえ、獣医臨床の現場でご活躍されている先生方のお役に立てるよう努めてまいります。

石原 勇介

病理組織診断医
石原 勇介(いしはら ゆうすけ)

獣医師 酪農学園大学獣医学部卒業
病理組織診断CAPITAL代表 東京農工大学 薬理学研究室 技能補佐員

2006年から約7年間病理検査会社に勤務の後、2013年に自分の理想とする検査会社を立ち上げるため独立しました。
エアデック mini の3次元培養法と病理学的観察のハイブリッドという斬新な試みに病理形態学、ひいては病理診断の新たな可能性を感じています。
「病理をもっと身近に」という私の理想にも繋がっており、この検査法をがん治療のために有益なものとして確立させること、および将来的な獣医療においてスタンダードな検査にすることを目指して頑張っております。

吉田 敏則

病理組織研究アドバイザー
吉田 敏則(よしだ としのり)

獣医師 獣医学博士 日本獣医病理学専門家、日本毒性病理学専門家
東京農工大学 獣医病理学研究室 准教授

1990-2013年には財団の研究所に所属しながら農薬、医薬品、一般化学物質等を用いた毒性及び発がん性の研究に従事してきました。その間、米国Johns Hopkins大学では、喫煙による慢性閉塞性肺障害COPDに関する研究を行ってきました。2013年に東京農工大学に赴任後は、非アルコール性脂肪性肝疾患NAFLDと炎症性腸疾患IBDの動物モデルを用いたがん化や再生に関する研究を行っています。また、伴侶動物や動物園動物などの病理診断も行っています。
エアデック miniでは病理組織研究アドバイザーとして、ヒトと動物のがん研究分野を相補的に理解するための新たな病理組織検査法の開発を指導していきます。

呰上 大吾

細胞診研究アドバイザー
呰上 大吾(あざかみ だいご)

獣医師、獣医学博士、日本獣医がん学会獣医腫瘍科認定医
東京農工大学 獣医臨床腫瘍学研究室 准教授
農学部付属動物医療センター 腫瘍科/腫瘍外科

2007年から2019年までは日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科臨床部門臨床検査学分野の教員として附属動物病院の診療業務と研究活動を行ってきました。
2019年4月に農工大の獣医臨床腫瘍学研究室に着任し、腫瘍科での診療や手術、犬猫の腫瘍の新規治療法開発に向けた研究、腫瘍診断学や病態検査学、血液内科学などの授業、臨床獣医師にむけた講演など幅広い活動を行っています。
エアデック miniでは細胞診研究アドバイザーとして細胞診検査のクオリティー向上を目指していきます。

打出 毅

臨床研究アドバイザー
打出 毅(うちで つよし)

獣医師、獣医学博士、日本獣医循環器学会評議員
東京農工大学 獣医分子病態治療学研究室 教授
農学部付属動物医療センター 内科

腫瘍性疾患の診断と内科側面からの治療、合併症の管理等を中心に行っています。
腫瘍罹患動物のほとんどは老齢動物であるため、腫瘍性疾患以外の老齢性疾患や腫瘍性疾患に基づく様々な合併症を抱えています。 術前、術後を含め総合的な観点から、これらの状況に対応したサポートを行っています。 また血液疾患、内分泌疾患、消化器疾患、循環器疾患等、一般内科の診療も行っています。
エアデック miniでは臨床研究アドバイザーとして抗がん剤感受性検査法に使用可能な薬剤メニューの開発を指導していきます。

モハメド・エルバダウィー

培養研究員
モハメド エルバダウィー

獣医師、獣医学博士 ベンハー大学獣医学部卒業 東京農工大学獣医博士課程修了
外国人特別研究員

2017年に来日後、犬猫、動物園動物、人、実験動物など様々な三次元培養の研究を進めてきました。
各患者さんに最適な三次元培養法を確立し、正確な検査結果が出せるように日々努力を重ねています。

臼井 達哉

細胞培養研究アドバイザー
臼井 達哉(うすい たつや)

獣医師、獣医学博士 北里大学獣医学部卒業 山口大学共同獣医学部 獣医毒性学研究室 助教
スタンフォード大学医学部 visiting assistant professor
東京農工大学 獣医薬理学研究室 特任講師

2015年に米国スタンフォード大学医学部で患者由来オルガノイド培養法の技術を習得し、これまでに数多くの新規培養モデルの開発を精力的に行ってきました。
がんの組織や細胞を用いて、新規治療薬の開発や早期診断マーカーの探索を進めていき、犬猫のがん治療に研究成果をフィードバックしていけるシステムを構築していきます。

佐々木 一昭

臨床薬理研究アドバイザー
佐々木 一昭(ささき かずあき)

獣医師、獣医学博士
東京農工大学 獣医薬理学研究室 准教授

獣医師免許を取得後1992年から2007年までは日立製作所基礎研究所に所属し、医療用超音波装置の開発を行ってきました。
2007年4月に農工大の獣医薬理学研究室に着任し、伴侶動物の薬物動態パラメーター解析や超音波装置を用いた犬猫の腫瘍の新規治療法開発に向けた研究、 基盤薬理学や臨床薬理学、薬理学実習などの授業、産業動物への抗菌剤の適切な使用法に関する講演などを行っています。
エアデック miniでは臨床薬理研究アドバイザーとしてより精度の高い抗がん剤感受性検査法の開発を指導していきます。

大松 勉

遺伝子解析研究アドバイザー
大松 勉(おおまつ つとむ)

獣医師、獣医学博士、獣医疫学会幹事
東京農工大学 国際家畜感染症防疫研究教育センター 准教授

2012年9月に農工大感染症センターに着任し、疫学と数理モデルを融合したコウモリ由来感染症のリスク分析などの研究、国際感染症制御論などの授業、腸内細菌叢解析に関する講演などを行っています。
エアデック miniでは遺伝子解析研究アドバイザーとしてペットのオーダーメイドがん治療のための新たな遺伝子検査法の開発を指導していきます。