よく頂くご質問
- Q.報告日数はどれぐらいですか?
- A.基本的に、病理組織診断は受付後7営業日前後、細胞診は現在のところ1-3日営業日(受付状況等により最長1週間)、抗がん剤感受性検査は約1-2週間、遺伝子検査は2-5日営業日となっております。
ただし病理検体の再固定や脱灰操作、感受性試験での培養状況等によって延長する可能性がありますので、ご了承くださいませ。
お急ぎの場合はできる限りご対応させていただきますので、事前にご連絡をお願いいたします。 - Q.料金はいくらですか?
- A.検査料の詳細に関しましてはお問い合わせフォーム、メール(mini@airdec.jp)またはお電話(042-707-7674)でお問い合わせください。
- Q.お支払方法はどのようになりますか?
- A.自動引き落としと銀行振込からお選びいただけます。
末日締めで請求書をご送付いたしますので、各お支払い方法に沿ってご入金をお願い申し上げます。
詳細についてはこちらをご覧ください。 - Q.抗がん剤感受性試験はどの腫瘍にも対応していますか?
- A.乳腺がんや泌尿器がんなど多くの上皮性腫瘍や、悪性メラノーマや軟部組織肉腫などいくつかの非上皮性腫瘍が検査可能となっております。
現時点で検査可能な腫瘍・抗がん剤の詳細に関してはこちらをご覧ください。
リストに無い腫瘍に関してはお手数ではございますが、電話・メールなどでご相談ください。担当者がご対応可能か否かをご案内いたします。
また、更なる検査可能ながんの拡充を目指し様々ながん細胞での培養・感受性検査の研究を進めております。
- Q.抗がん剤感受性検査に必要な検体の量はどのくらいですか?
- A.がん組織の採材に関しては5mm-10mm、尿・腹水などの沈査に関しては米粒三粒以上の大きさ・量を推奨いたします。
詳細に関してはこちらのページをご参照ください。
また検体量が多いほど検査の安定性が増しますので、組織の供出の場合は可能であればより大きな採材をお勧めいたします。
送付検体量や組織の状態等の影響による特殊ケースについては本ページ下部にまとめましたので、ご一読くださいますようお願い申し上げます。 - Q.感受性検査の保存液の使用方法は?
- A.感受性検体送付用のチューブに、検体が全て浸るように入れてください。
基本的に検体が浸れば大丈夫ですが、コンタミネーション予防に余裕をもって浸漬することをお勧めします。
用量の目安としては
25mlチューブ:15ml
15mlチューブ:8ml
1.5~2mlチューブ:0.5ml
程度になります。 - Q.保存液の使用期限はどのくらいですか?
- A.4℃冷蔵保存で約半年間です。
なくなったり期限が過ぎてしまった場合は、新しい保存液をお送りいたしますので弊社までご連絡ください。 - Q.検体は会社に送れば良いのですか?
- A.検体のご送付は以下の宛先にお願い申し上げます。
〒183-0054
東京都府中市幸町1-25-15 102号
山本 晴 宛 - Q.感受性検査結果が出た後に追加の薬剤を検査することは可能でしょうか?
- A.可能ですが、原則として検体受付後に薬剤を追加される場合、新たに初期培養を行うため培養代+追加薬剤代を頂戴しております。
そのため追加薬剤をご希望の場合は検体受付前に、ご予約時や依頼書などでその旨をお伝えいただくことをお勧めいたします。
もしご依頼の時点では薬剤を追加するか決まっていない場合などは、予め電話やメール、お問い合わせフォームなどからご相談ください。可能な限り病院様のご希望に沿えるような検査プランをご提案させていただきます。
- Q.BRAF遺伝子検査の送付方法は?
- A.尿などの沈渣や腫瘍組織片を弊社から送付する保存液に浸漬し、冷蔵にてご送付ください。
検体量は、沈査の場合チューブ底約2mm以上、 組織片の場合米粒大の大きさが目安になります。
また、これらに比べやや検出精度は低くなりますが、未染色の塗抹標本を用いた検査も可能です。塗抹標本は細胞診と同様、スライドメイラーなどに入れて常温でご送付ください。
詳細に関してはこちらをご確認ください。
- Q.細菌尿であっても培養・感受性検査は可能ですか?
- A.培養液に含まれている抗菌剤で対応可能なレベルを超えた場合はコンタミネーションの可能性がございますが、通常は培養可能です。
泌尿器がんの症例で、尿路感染症により培養不能と判断されたケースは5%程度です(農工大薬理学研究室および弊社調べ)。
また、もしコンタミにより培養不可能になってしまった場合は検査料の請求はございませんので、安心してご依頼いただけます。 - Q.登録に料金はかかりますか?
- A.ご登録は無料です。検体送付容器・培養保存液等に関しても、ご登録後に無料でお送りいたします。
- Q.検査のキャンセルは可能ですか?
- A.抗がん剤感受性検査に関しては、検体受付後の病院様・患者様のご事情によるキャンセルの場合、3剤以上(スクリーニング検査含む)のご依頼、かつ受付から2週間以内であれば無料で受け付けております。
基本2剤のみの検査、あるいは受付から2週間以上経過かつ結果報告前の場合、培養費用のみご負担いただいております。
その他の検査に関しては、結果報告前のキャンセルは無料です。 - 送付検体量や組織状態による感受性検査への影響について
- 感受性検査の細胞培養においては、培養に供される組織の量や状態等に大きく影響を受けます。また各々の検体で個体差と思しき増殖し易さの違いも見受けられます。
これらの要因によって最終的に培養細胞が充分に得られない場合には、下記のように検査を中止あるいは限定せざるを得ないケースもございますので、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
・検査不能のケース(全感受性検査共通)
・濃度曲線の作製が困難なケース(基本検査)→ 高濃度暴露での評価
・10剤検査が困難なケース(スクリーニング)→ 検査可能な薬剤数に減数して評価
これらのうち検査不能のケースでは料金無料、スクリーニングにおける薬剤の減数に対しては検査料を基本検査2剤分と同額に引き下げいたします。
上記の内容の他、ご不明な点やご相談等ございましたらどうぞお気軽にご連絡ください。